果物

井村食彩園 代表

井村 真道さん

愛知県東海市

農業の未来を想い、真摯に道を開拓する。

就農のきっかけ

後ろ姿から感じたバトン

愛知県東海市でいちじくを中心にお米や野菜を栽培する井村真道さん。栽培方法に工夫を凝らし、自ら販路を開拓する情熱の源をお聞きしました。

「子供の頃は、実家が兼業農家であったため、週末や繁忙期は収穫などを手伝っていました。お米や野菜、果物などを卸すだけでなく、バイクで団地などに直接販売に行くおじいちゃんの後ろ姿も印象に残っています。」

- 農業が身近な家庭環境で育ったのですね。実家の農業を継ぐことも考えていたのでしょうか?

「当時はあまり考えていなかったですね。京都の大学に進学し、名古屋の食品関連の会社に就職しました。9年間勤めた後、実家の農作業を手伝う機会があったのですが、その時に年齢を重ねた親の姿や農業の可能性を感じて、自分が継ぐ決心をしました。」

こだわり

デリケートないちじくを生育するプロの技術

- イチジク栽培に力を入れ始めたきっかけは何だったのでしょうか?

「昔は一家に1本のイチジクの木があるくらい馴染みが深い食べ物だったのですが、最近は食べたこともない人が増えています。栄養価は高く、美容や健康によいため、もっと評価されてもよい果物だと感じて、力を入れ始めました。」

- 確かに最近は見かけなくなりましたね。栽培においては、どんな点に気をつけていますか?

「イチジクは雨に当たると腐りやすい果物です。また、春など季節が暖かくなってきた時に急に寒くなったり霜が降りると、樹液が凍結するなどダメージを受けてしまいます。私たちは雨や凍害などを防ぐために、イチジク畑の上にビニールを設置して、それらの影響を受けにくくしています。」

「また、ビニールを設置しているため、土に雨がかかりません。そのため、畑に配管をして水やりをしています。その水を根っこが吸収してイチジクの果実に供給するため、水加減にも気を遣っています。果実は大きくても味は水っぽいものは、水加減が上手くいってないためなんですよ。」

- 気候や水加減など、とても気を使われているのですね。

「イチジクは特に ”旬” の時期が短いため、その見極めも大切にしています。1〜2日収穫を遅らせるだけで味が変わってしまいますからね…。当農園の通販では最も食べ頃なイチジクを収穫し、すぐに発送しています。」

- “旬” の見極めもプロの技術ですね!久しぶりに食べてみたくなりました!

▼ いちじく栽培の1年間の様子

現在の取り組み

井村食彩園のブランドを
伝えていく

- 現在の取り組みについて教えてください。

「イチジクに関しては、規格外や傷物などの出荷できない果実についてはジャムやジェラートに加工しています。廃棄処分はほぼない状態です。」

- まさにSDGsの理念に沿った取り組みですね!

「通信販売のサイトも運営していますので、全国のお客様にこだわりの商品を味わっていただきたいです。また、販路についても、飲食店や洋菓子屋さんなどへの直接納入が中心となってきました。井村食彩園のブランドが確立されてきたと感じます。」

ビジョン

農業の可能性を信じ、
その道を切り拓いていく

- 今後のビジョンについて教えてください。

「近いうちに法人化を予定しています。自分が引退しても心配のない ”永続的な組織” を作らなければ若い人の就農も増えていかないと思っています。日本では高齢の方が離農し、後継者も少ない状況ですが、このままにしておくわけにはいきません。子供達に ”将来は農家になりたい” と思ってもらえるよう、安定した農業法人を作りたいと思います。」

「耕作放棄地についても、その地主の方が農家に土地を貸す際に、法人形態の方がより安心感を抱いていただけると感じています。」

- 農業を取り巻く社会問題の解決のためにも法人化を予定しているのですね。

「はい、自分自身がモデルケースとなり、農業で生計を立てていけるイメージを若い人たちに見せていきたいと思います。農業は第一次産業なので、そこから加工や店舗経営など、自分のやり方次第で可能性は広がっていきます。そのためにもまずは自分が道を切り拓いていきます!」

就農して15年以上たった今でも、日々試行錯誤を重ねていると話す井村さん。農業への飽くなき追求は、その未来を明るいものに変えたいという想いが原動力になっていました。

是非、通販サイトで ”旬の想い” が詰まった商品をご堪能ください!!

▼ 農家直送のいちじく通販|井村食彩園
いちじくだけでなく、お米や季節の野菜・果物等で皆さまの家庭の食卓を彩りたいとの想いから、『井村食彩園』と名付けられました。

 

従業員の方と共に働く井村代表(右)

TOP
TOP